人気投票入賞花ダイジェスト
雲一つない秋晴れの中開催された10月例会。ラビアタとマキシマの特集を組み、蘭のシーズン到来を感じられる例会でした。また、活発な栽培相談の質疑応答が行われ、大変参考になるものでした。入賞花商品は、会員宅で採れたつやつやの栗とカボチャでした。こちらもまた秋の到来を感じられるものでした!
特別展示≪カトレヤ ラビアタ≫部門 38株
【第1位】
Cattleya(C.) labiata coerulea ‘Canaima’s Indigo’
labiataの中でもcoeruleaの色が良く出てくれる株で気に入っています。これからも大事にしたいと思います。
関根英一郎
【第2位】
Cattleya(C.) labiata ‘Goliath’
柴田論
【第3位】
Cattleya(C.) labiata coerulea ‘Blue Storm’
柳啓之
特別展示≪カトレヤ マキシマ≫部門 20株
【第1位】
Cattleya(C.) maxima alba
2020年に苔玉に仕立て、2021年に初花が咲き、今年満作となりました。coerulea 'Hector'
や 'Gorgeous'
なども同じ仕立で栽培していますが、どれも根が苔玉から下垂して、良く育っていると思います。苔玉は鉢が無い分軽量ですから、高い位置に吊りやすいのも利点です。
柴田論
【第2位】
Cattleya(C.) maxima ‘Gorgeous’
金沢久江
【第3位】
Cattleya(C.) maxima rubra
田村和巳
≪原種大型カトレヤ株≫部門 16株
≪原種大型株≫部門 4株
【第1位】
Schoenorchis(Sns.) juncifolia
この株は、昨年根岸園芸にて例会の折に求めたものです。一見葉先が垂れて珍しく感じました。花色は地味な藤色ですが生育もよいです。枝先が垂れ下がりつり上げて固定するので面白いものです。これ以後は盆栽を見るように花と株と両方を仕立てて行くつもりです。
鈴木文子
≪原種小型株≫部門 9株
【第1位】
Bulbophyllum(Bulb.) laxiflorum ‘Hanabi’
このバルボは花火を思わせるような白い花が咲きました。今後は鉢増ししていきたいと思います。
川井修一
【第1位】
Dendrobium(Den.) hekouense
原産地は中国雲南省という情報です。山上げ不要とのことですが、毎年山に上げています。困ったことにいつも山で咲いてしまいます。これからも大株にしていきたいと思います。
関根英一郎
≪交配種大中株≫部門 18株
【第2位】
Cattleya(C.) Jupiter
=C.( warscewiczii x lawrenceana)
斉藤郁哉
【第3位】
Paphiopedilum(Paph.)未登録❛Ducks’
= Paph.( Harold Koopowitz x adductum var.anitum )
野口悦男
≪交配種小型株≫部門 2株
【第1位】
Stenoglottis(Sngl.) Bill Fogarty ‘Cypress Hill’
= Sngl.( woodii x fimbriata )
この株は見ての通り山野草のようです。結構難しく成長が良くありません。どうにか枯れずに残っているというところです。頑張って育てたいと思います。
増永隆司
≪珍種・珍花≫部門 0株
その他注目株
Cattleya(C) violacea alba
柴田論
Bulbophyllum(Bulb.) mastersianum 'Orange Pumpkin'
秋山実
栽培は加湿を保つためにネットを丸め、その中に水苔を入れ水を張ったトレーに立てて栽培しているとのことでした。
Cattleya(C.) labiata coerulea
山田明次
2015年10月配布、関根会長の古稀の記念の実生株
Cattleya(C.) labiata coerulea
鈴木まゆ美
2015年10月配布、関根会長の古稀の記念の実生株
≪フレグランス≫部門 0株