人気投票入賞花ダイジェスト
Ancistrochirus rothschildianus
この株は自生地はケニア・ギニア・シエラレオネ・ウガンダ・に自生する着生種。1995年から栽培していますが毎年2、3本は咲きますが今年のように8本もステムが出て咲いてくれたのは初めてです。
成長期は乾かしてはいけませんが、休眠期には葉を落としますので水を切ります。
Brassolaeliocattleya Triumphal Colonation
'Mille-feuille'
(Lc.Drumbeat x Pamela Hetherington)
この株は、斉藤保様から6年前に頂いた株です。 毎年1月~2月ごろ咲いていましたが今年は早く咲いてくれました。 昨年鉢増しした為か?大きな花4輪も咲いてマンゾクです。
Bulbophyllum annandalei
annandalei の中でも良い株に当たった様で姿の美しい花が咲きました。来年度は少し本気で目をかけて良いバルブに育て一度に3ツ位花を咲かせてみたいと思います。
Bulbophyllum laxiflorum
03年2月にドームの世界蘭展の際に、やや黄色身を帯びた白色の可憐なボール状に咲く花に魅せられて購入しました。バルボフィラム好きで、120種ほどが手元にありますが、蘭科植物の中で最も大きな属ですから次から次へと見たことのない花が紹介され、つい手が出てしまいます。花持ちはよくないのですが、大株にすると、いっせいに開花せず、次々に咲いてきますので、可なりの期間花を楽しむことが出来ます。
Cattleya maxima fma.coerulea 'Blue Lagun'
この株は‘Hector’x self ですが、洋蘭店で開花している株を見たとき、今まで見たHectorよりセルレアが強く思い切って購入してしまいました。
我が家に来て初めての開花ですので大事に育て大株にしようと思っています。
Cattleya maxima fma.concolor
マキシマは花の形が特殊で、好きなカトレヤの一つですが色の違うものを数株持っています。
この株は大型株だと思いますが、育て方もそんなに難しくないので成長すると輪数も多くなり、見栄えももっと良くなるのでは期待しています。
Cattleya Porcia 'Canizaro'
(Armstrongiae x bowringiana)
購入してからすでに7~8年経ち、すっかり大きくなってしまい、植替えが大変です。 今年は5バルブから開花し、輪数も多く満足しています。
Cattleya trianae fma.semi-alba
Reineckiana 'Young'
昨年はつぼみの状態で温室から、ナメクジ対策のため、 家の中で栽培していたが環境の変化によりほとんどがシケテしまい今年は ナメクジ被害に遇わずよい状態で出品できました。
トリアネイのなかでもこの種は1輪先が多く気難しいところがあり今回はうまく栽培出来たかなと思う。
Cattleya walkeriana (sibling)
気難しくなく栽培は容易ですが、バルブは太りずらいのが難点です。
Cattleya walkeriana fma.coerulea
'Edward'
ワルケ特集ということで皆様方がほとんどチポタイプを出品していたので、 セルレアを出品した私のワルケが評価されたのではないでしょうか。
Cattleya walkeriana fma.flamea 'Divina'
これは今から4~5年前に東京ドームでブラジルのベラビスタ・オーキッドから購入しました。育ちが遅く、花付も少なかったのが、漸く2輪咲く大きさになってきました。濃色花の親として何回か交配に用いています。
Cattleya walkeriana 'Louis'
この株は2年前知人から頂いた株で、初花です。 バルブ数の割合に花が2輪なのでチョト残念 来年は、4輪以上咲かせたいと思っています。
Dendrobium sp.
元株を1998年2月の世界蘭展の時にL&Rから焼き鳥の串程のメリクロン苗で買い求めたものの、2002年8月高芽取り株です。購入時に、原生地はPNG、標高高度は中間位と聞きました。花色形はobutushisepalum(=chrysopterum)によく似ていますが、大きさがずっと小振りで、その代わりと言っては何ですが花数がかなり多いです。木姿はobutushisepalumは太めで直立になりますが、これは細めで成長停止後に半下垂となります。また前者は高地性でかなり栽培困難ですが、これは夏の暑さもそれ程苦で無く栽培容易です。水は多目が好きのようです。秋から冬は若干水を少なくしていますが、温度は12℃~30℃で元気にしてくれています。
Ida Unregistered
(locusta x trifoliata)
Ida は最近リカステから分離された属で、何れも受け咲きグリーン花が特徴です。アンデス高地の原産で 有名なマチュピチュ遺跡付近では観光客が入らない周辺の山には多数見られるという事です。
両親共暑つがりますがこの1代交配種は暑さに良く耐えます。コンパクトで色は母親、型は父親に近い花だと思います。
Laeliocattleya Cheergirl
(Cornelia x C.walkeriana)
花の大きさといい、色、形そこそこなのですが、開花が一度にきてくれない。 満開を見たことが有りません。何方か、その辺のノーハウがございましたら、 ご教授をお願いいたします。
Lochhartia sp.
昨年、ドームの世界蘭展の際に中藤蘭園で購入した株です。温室が満杯状態ですので、つい小型株に目が行き、場所をとらないことと黄色の色彩の美しさに惹かれて購入しました。他にも3種ほどLockhartiaを所有していますが、この株が一番小型で色彩も美しいと思います。栽培はカトレヤ並みで容易です。
Paphiopedilum bellatulum
この株の自生地はミャンマーです 私は7株を栽培していますが一株一株が違ったペタルと斑点の入り方が違うので楽しみです 地生蘭ですので乾かさないようにしてPaphの中では作り安いと思います
Paphiopedilum praestans 'Ducks'
JPA(日本パフィオペディラム研究会)がCITES等輸入手続をしての取得株です。 1年半で開花を見ましたが、ポリアンサの中でもコンパクトタイプで、 独特な色・模様は、パフィオマニアにはなんとも言えない魅力が有ります。
矢張り、2~3本のステムが立つまで育ててみたいと思います。
Paphiopedilum Shin-Yi Price 'Ducks'
(Prince Edward of York x sanderianum)
ペタルに入る白い模様が花を引き立てて、魅力的な花だと思います。
NS=13.0×25.0 DS=3.5×5.3 P=1.1×21.0
Paphiopedilum Unregistered 'Bold Duck'
(S.Gratrix 'In-Charm' x vietnamense 'In-Charm')
これもJPAによる台湾から輸入した株で、親(♂・♀)とも固体が良い。
NS=11.0×9.2 DS=5.0×4.8 P=5.0×6.6は、将来が楽しみです。 株が小さいので、株に力を与える栽培を心掛けたいと思います。
Sophrolaeliocattleya Miyuki Little King
(Lc.Mini Purple x S.brevipedunculata)
これは日本ワルケリアナ協会の東西合同例会が静岡で開催された折、時間があったので豊川市(愛知県)の某蘭園を訪れました。その時、温室一面に咲いていた Miyuki Little King
の中からセレクトした1株です。色が濃くとてもフラットに咲くので大株にしてみたいと思います。
Sophrolaeliocattleya Ruby Love 'Haruichiban'
(Lc.Mini Purple x Sl.Psyche)
東京ドームに展示された株を育てたものです。鉢増しを2回、うすい液肥を良く与えました。ソフロの交配は柔らかめに植え水やりを多くすると新芽が左右に出て夏にも咲くことがあります。
Vanda Sansai Blue
(Crimson Glory x coerulea)
2000年に白石洋蘭園で手に入れた株です。親株の自生地はインド・オーストラリア・フィリピンです。 栽培は1年中水を切らさず又弱い風に当てています。花も大きくブルーの色と斑点もバランス良く入っていると思います。