人気投票入賞花ダイジェスト
2022年3月例会(3月6日開催)
新型コロナウィルスの終息も見えず、また、海外では、武力行使が行われ、憂えることの絶えない日々である。が、会員の花を見ることのできる唯一の時間なので、みんなで観賞しよう!ということで、今回もさくっと短時間で開催された。デンドロビュームが特集で、季節の移り変わりを確実に感じられる例会であった。
特別展示≪デンドロビューム≫部門 59株
【第1位】
Dendrobium(Den.) lindleyi ‘Super Nova’
この株は、内藤さんが株市に出したものを購入した株です。今年は14花茎300輪咲いてくれました。今後はまだまだ大きく育てたいと思っています。
川井修一
特別展示≪カトレヤ ルデマニアナ≫部門 13株
≪原種大型カトレヤ株≫部門 12株
【第1位】
Cattleya(C.) maxima coerulea ‘Anahi’
この株は、7年前の東京ドームにてEcuageneraのブースに伺った折Pepeさんから「これは良いから持っていきませんか?」と言われ、その場で購入しました。その後順調に生育し一時は十数輪も咲く大きさになり、2018年10月に植替えし3株に分けたところ一気に作落ち。今年ようやく回復傾向に入りましたが、2リード出た後更に押し子が出て、全4茎にシースが付きました。しかし、咲き方がバラバラで、3週間前、2週間前、1週間前と昨日でした。色の変化が一株で楽しめる?咲き方で、同時に咲かせる難しさが身に染みた次第です。
田村和巳
≪原種大型株≫部門 9株
【第1位】
Laelia(L.) superbiens
数年前に頂いた株で、今年は2本花芽が出たのですが、1本は途中で枯れてしまい残念でした。1本で沢山の花をつけるので大好きな花です。
村岡スミヱ
【第2位】
Ludisia(Lus.) discolor
山田明次
【第2位】
Paphiopedilum(Paph.) sukhakulii
小林隆治
≪原種小型株≫部門 8株
【第2位】
Phalaenopsis(Phal.) lobbii
柴田美和
≪交配種大中株≫部門 21株
【第2位】
不詳 ‘Ducks’
野口悦男
≪交配種小型株≫部門 5株
【第1位】
Cattleya(C.) Grace Kako'Rouge Chateau'
= C.( Love Castle x coccinea )
この株は、数年前の東京ドームにて愛知県のAナーセリーから購入したもので、とても咲きやすく花もかなり色鮮やかで長く咲いてくれます。これも同時に咲かせるよう努力(注:原種大型カトレヤ部門のコメント参照)したいと思います。
田村和巳
≪珍種・珍花≫部門 3株
【第1位】
Dendrobium(Den.) laterale
スペース的に順に小柄なものに変えようと思っているところめずらしい株と出会いました。明るい紫の花で見逃してしまいそうな小さなものです。バルブはしっかりと固く丈夫かと思い育て方も分からないまま手探りで栽培してみようと思います。
鈴木文子
その他注目株
Cattleya(C.) maxims concolor x sib
石井憲治
埼玉洋蘭会会長が2020年6月に在位22年を記念して配布した株。会長のお人柄のごとく優しい色合いのコンカラータイプが開花しだしている。↓とともに若干の個体差が見られる。ローランドタイプ。
Cattleya(C.) maxims concolor x sib
松岡久永
Dendorobium pendulum 'Suikou'
鈴木まゆ美
ノーマルタイプは、目が入らないがこの個体は、スッキリとはっきりした目が入るレアな個体。
Dendrobium(Den.) lichenastrum
原生地域はaustralia北東部 標高0~600mの樹木や岩に着生しているとか 気候は中温安定湿度は結構高いみたい 等が文献情報なのですが とにかく小さすぎて忘れがち 成長は亀さん 花は5ミリでパラパラ こんなだからこそ面白がる栽培家がいるのでしょうね
丸山勝夫
Cattleya(C.) lawrenceana coerulea
斉藤郁哉
比較的栽培が難しい本種のセルレアとデリカータ↓が出品されていたので取り上げてみました。
Cattleya(C.) lawrenceana delicata
藤波和夫
上記のセルレアに続きデリカータです。それぞれ来年は、さらなる開花に期待を寄せる。
Cattleya(C.) lueddemanniana concolor 'Pais de La Flor'
鈴木まゆ美
珍しいコンカラータイプ
≪フレグランス≫部門 2株